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チョウトンボの孵化

このページの最終更新日は2011年12月11日です.


チョウトンボ   Rhyothemis fuliginosa Selys

2001/7/4産卵です.産卵直後の卵の大きさは0.43mm×0.25mm.孵化直前は0.49mm×0.33mmです.近畿地方に生息するトンボ科の卵では,最も小さい卵です.最初に孵化したのは7/10でしたので,最短卵期は6日,平均(半数孵化)卵期は7日でした.

チョウトンボの発生のようす 1卵の継続観察です.左から2001/7/4,7/5,7/6,7/7,7/8,7/9,7/10撮影

チョウトンボの卵の変化
チョウトンボの胚の反転前後のようす 7/7から7/9まで 1卵を同じ方向から見たものです.
チョウトンボの卵の変化

チョウトンボの孵化のようす
 2001/7/10撮影 文中の9:45:20は9時45分20秒のことです.孵化した卵の上に見えている別の卵は発生しなかった卵です.
図中の番号1; 9:45:20,2; 10:29:02,3; 10:29:08,4; 10:30:02撮影 前幼虫が卵から出るのは速く,約20秒程度です.その後,前幼虫はしばらく休止(40秒から1分)します.
図中の番号5; 10:30:25,6; 10:32:16,7; 10:32:45撮影 休止後,胸部背面が盛り上がり,胸部,頭部,触角,下唇腮,腹部,肢が前幼虫からm抜けだし,1齢幼虫になります.この間卵から前幼虫をへて,1齢幼虫になるまでに要する時間は約5〜6分前後です.
図中の番号8; 10:33:34,9; 10:34:27,10; 10:36:14撮影 孵化直後の1齢幼虫は細長く,前幼虫から抜け出して約1分〜1分30秒後に気管が白くなりまじめます.
チョウトンボの孵化

 

チョウトンボの1齢幼虫 

左:全形 右:頭部(他の写真の2倍に拡大) 2001/7/10撮影 1齢幼虫の大きさは,体長(頭部から腹部)約0.92mm,頭幅約0.31mm,触角の長さ約0.26mm.頭部に短い突起があります.頭部の黒い斑点はチョウトンボの1齢幼虫の特徴で,孵化直前の卵の時から見えています.

チョウトンボ1齢幼虫