トップページ 羽化殻 卵寄生蜂
成虫 飼育・孵化・羽化 観察記録 採卵方法
雑記(トンボ) 雑記(他昆虫孵化他)   雑記(野草)
ページ一覧表 その他 English version リンク

 

トンボ1齢幼虫の角状突起(つのじょうとっき)

このページの最終更新日は2005年7月29日です.


トンボは孵化するとき,まずはじめに卵から前幼虫(ぜんようちゅう)が出てきます.その後,その前幼虫から1齢幼虫が出てきますが,この1齢幼虫の頭部に角状(つのじょう)の突起を持つトンボがあります.卵から孵化した前幼虫は短時間で1齢幼虫になりますが,この時期に,この突起が見えてきます.下の写真は孵化中のトラフトンボの角状突起の変化です.左は前幼虫,中央は前幼虫から 出てきた1齢幼虫です.右は1齢幼虫の頭部を前から見た写真です.前幼虫の殻から1齢幼虫が出ると,ごく短時間で突起が伸びるのが見え,その後数分で角状突起は完成します.齢期(れいき)が進むにつれて,角状突起は形が変化し,2齢あたりではよく目立ちますが,さらに齢が進むと,この突起はなくなります.

    


一齢幼虫の角状突起 のページです.多くは特徴のある角状突起を持つ種です.次から選んでください.