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マツモムシの孵化

このページの最終更新日は2005年5月11日です.


マツモムシの卵はヒルムシロなどの水草の茎や葉の裏に産み付けられています.アメンボの卵より大きく(下の画像は同じ拡大率ですので比較できます),アメンボとは複眼の形が異なります.トンボの観察をしているときに見つけた卵を持ち帰って,孵化を観察してみました.(マツモムシの卵はトンボの卵より大きいので,このページの卵の画像はトンボの卵のページの1/3に縮小してあります.)

孵化の48分前のマツモムシ卵 幼虫が出た後の 形に特徴があります アメンボ卵(大きさ比較用)

マツモムシの卵の大きさは長径が2.1mm程度です.アメンボの卵の長径は1.4mm〜1.5mm程度です.

次の図の時間は卵の殻が割れたときからの経過時間です.この個体は,卵が割れ始めてから幼虫が卵から離れるまでに約29分かかりました.

 マツモムシの孵化 2005年5月11日撮影

1:殻が割れる28分29秒前 2:卵の殻が割れたところ 3:5分09秒後
4:13分18秒後 5:14分29秒後 6:15分56秒後
7:17分27秒後 8:20分34秒後 9:22分23秒後
10:24分40秒後 11:36分31秒後