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オツネントンボ

アオイトトンボ科 
オツネントンボ Sympecma paedisca (Brauer)

体長約37mm〜41mm.羽化殻の大きさ約26mm.成虫で越冬するトンボで,春に水辺に最初に現れるトンボです.褐色のトンボですが,越冬後も体色の大きな変化はありません.はねを閉じたとき,前翅と後翅の縁紋が重なりません.幼虫は平地から山地の水生植物の多い池沼に生息しています.
近畿地方の成虫出現期は成虫で越冬するため1月から12月です.3月下旬から5月上旬ころ,池周辺で多く見られます.
卵期11日〜14日.  幼虫期約55日.1年1世代型.

現況:近畿地方では日本海側で記録が少ないようです.年により見られる個体数が増減するようです.
オツネントンボ♂ 2008.4.21撮影 兵庫県芦屋市」 オツネントンボ♀ 2006.5.21撮影 兵庫県加西市
オツネントンボ♂ オツネントンボ♀
オツネントンボ 2006.4.28撮影 兵庫県加西市 オツネントンボ♂ 2011.4.18撮影 兵庫県芦屋市
オツネントンボ オツネントンボ
オツネントンボ