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エゾトンボ科の羽化殻

 

このページの最終更新日は2009年5月6日です.

近畿地方で記録のあったエゾトンボ科のトンボは7種です.この7種の羽化殻の中で,エゾトンボ, ハネビロエゾトンボ,タカネトンボは形がよく似ています.
私が観察したそれぞれの種の特徴を下にをまとめてみました.羽化殻の大きさと形,斑紋,背棘のようすなどで同定します.下の文中の27-31(30.1)mmは大きさが27mmから31mm程度で,数個体の平均が30.1mmということです.下の文中で使った羽化殻の大きさは写真で示した長さです.頭幅と腹部の最大幅も測定してみましたが,頭幅は羽化殻では羽化時に広がっているものがあり,参考程度です.数値は数頭の平均です.腹部の最大幅は腹部の中で最も広い部分を測定したもので,数頭の平均の値です.下の写真の4,5,6,7,8,9は 腹部第4節,腹部第5節,腹部第6節,腹部第7節,腹部第8節,腹部第9節です.

エゾトンボ科の背面から見た全形です.拡大率は同じです(このページの大きさは解説ページの1/2の大きさです)

図をクリックして進んでください.