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ヤンマ科の羽化殻の比較 このページの最終更新日は2002年12月6日です.
近畿地方で記録のあったヤンマ科は14種です.羽化殻は比較的簡単に見分けられます.マダラヤンマの羽化殻はまだ採集していませんので,13種の羽化殻です.比較的新しい羽化殻を2002年11月以降にデジタルカメラで 再撮影しました.羽化殻の採集データは省略しました.羽化殻の全形の写真の拡大率は同じです. (大きさの比較ができるように,その個体の大きさではなく,数個体の平均の大きさにしてあります.)ただしこのページの写真の大きさは各説明のページの1/2倍(半分)の大きさです. 説明は3ページに分けています.下のバーまたは全形の写真をクリックして各ページに進んでください.
私が観察したそれぞれの種の特徴をまとめて あります.ヤンマ科では羽化殻の大きさと形,斑紋,下唇腮の大きさ,背棘(はいきょく:腹部背面のとげ)の有無,側棘(そっきょく:腹部側面のとげ)の数,♀では原産卵管 (げんさんらんかん:成虫になったときに産卵管になる部分)の大きさなども加えて同定します.また生息環境が決まっていますので,羽化殻を採集したときはその環境を正確に記録しておきます. 文中の28-34(31.0)mmは大きさが28mmから34mm程度で,数個体の平均が31.0mmということです.6-9節は第6腹節から第9腹節という意味です.頭幅と腹部の最大幅も測定してみました.数値は数頭の平均です.腹部の最大幅は腹節の中で最も広い幅を持つ腹節で測定したもので,数頭の平均の値です.
下の写真は下唇腮の一部です.種により端鉤の形や可動鉤の大きさなどがちがいますので種を見分けるのに使えます.羽化殻が良く似ているギンヤンマとクロスジギンヤンマ,特徴のはっきりしたヤブヤンマなどはこの部分をみて見わけられます.小さい部分なので肉眼では見えにくいことがありますので,ルーペを使ったほうが良いでしょう.
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