サナエトンボ科の卵8
このページの最終更新日は2009年6月26日です.
コオニヤンマ,ウチワヤンマ,タイワンウチワヤンマ
近畿地方ではコオニヤンマ,ウチワヤンマは全域に広く分布していますが,ウチワヤンマはやや減ってきているようです.タイワンウチワヤンマは徐々に北上しており,近畿南部で普通に見られるようになってきましたが,北部ではまだほとんど見られないようです.
採卵の方法
コオニヤンマは産卵にきた♀を捕まえ,用意しておいた容器の水に腹端をつけます.ウチワヤンマ,タイワンウチワヤンマが産卵すると,卵についている細い糸状の物質が浮遊物などに絡みつきますので,産卵を見届けた後,その浮遊物などを調べると多数の卵が見つかります.
サナエトンボ科は次の7ページに分けてあります. 卵,前幼虫,1齢幼虫はすべて同じ拡大率ですので,大きさを比較できます.